「クエル(フマル酸クエチアピン)」海外製お薬は安全なのか?
☆製品外観
クエル50mgは、統合失調症の治療薬です。服用することで脳内の神経伝達物質のバランスを整え、心の不具合を改善し、気持ちを穏やかにすることができます。興奮や妄想、幻覚などの陽性症状だけでなく、無感情や意欲低下、自閉などの陰性症状に対しても優れた治療効果をあらわします。
内容量 | 100錠/箱 |
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剤形 | タブレット剤 |
有効成分 | 1錠中にクエチアピン(Quetiapine)として50mg含有 |
☆どんな薬なの?
クエル50mgは、抗精神病薬です。
服用することで心の病気の1つ、統合失調症を治療することができます。
心の不具合を改善し、気持ちを穏やかにすることができます。
感情や思考は、脳内の精神機能のネットワークを使って行われています。
何らかの原因でさまざまな情報や刺激に過敏になりすぎてしまうと、この脳内の精神機能のネットワークが対応できなくなり、精神機能がうまく働かなくなることがあります。
その為、感情や思考をまとめてあげることができなくなります。
この状態が統合失調症です。
統合失調症とは、このように脳内の統合する機能が失調している状態をいいます。
クエル50mgは、服用することで脳内の神経伝達物質のバランスを整え、統合失調症によっておこる興奮や妄想、幻覚などの陽性症状および無感情や意欲低下、自閉などの陰性症状に対して優れた治療効果をあらわします。
気持ちの高ぶりや不安感をしずめるほか、停滞した心身の活動を改善する作用から、統合失調症にかぎらず、強い不安感や緊張感、抑うつ、そう状態などいろいろな精神症状にも使用されることがあります。
☆効果・効能って?
☆有効成分は?
クエル50mgの有効成分はクエチアピンです。
1錠中に50mgを含有しています。
統合失調症治療薬として米国を含め 85 カ国以上で承認されている(2017 年 7 月現在)。
クエチアピンは、ドパミンとセロトニンといわれる2つの神経伝達物質のバランスを整えることで治療効果をあらわします。
それによって興奮や妄想、幻覚などの陽性症状だけでなく、無感情や意欲低下、自閉などの陰性症状に対しても優れた治療効果をあらわします。
クエチアピンは優れた治療効果をあらわしますが、注意することがあります。
服用量の急激な減少ないし服用の中止により、不眠、悪心、頭痛、下痢、嘔吐等の離脱症状があらわれることがあるので、治療が完了して服用を中止する場合には、徐々に減量するようにしてください。
著しい血糖値の上昇から、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡等の重大な副作用が発現し、死亡に至る場合があるので、クエチアピンを服用中は、血糖値の測定等の観察を十分に行うようにしてください。
☆用法・用量は?
- 通常、成人にはクエチアピンとして1回25mg、1日2又は3回より投与を開始し、患者の状態に応じて徐々に増量する。
- 通常、1日投与量は150~600mgとし、2又は3回に分けて経口投与する。
- 投与量は年齢・症状により適宜増減する。ただし、1日量として750mgを超えないこと
☆日本製と比べてみたら?
日本では、先発品であるセロクエル錠25mgを病院からも処方してもらうことができます。
1箱100錠分のクエル50mgと同じ量を処方してもらうには、セロクエル錠25mgが200錠必要です。
日本の病院から、セロクエル錠25mgを200錠処方してもらうのにかかるコストは、
初診料・検査料:3,500~4,500円
セロクエル錠25mgの価格:1錠34.7円×200錠=6,940円
合計10,440~11,440円もかかります。
保険が適用されて3割負担になっても約3,140~3,440円かかります。
☆副作用はあるの?
有効成分クエチアピンは、服用することでいくつかの副作用を起こすことが報告されています。
- 主な副作用として、不眠、神経過敏、傾眠、倦怠感、不安、傾眠、高血糖、便秘、肝機能障害、体重増加等が起こることが報告されています。
- 重大な副作用として、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、低血糖、悪性症候群(Syndrome malin)、横紋筋融解症、痙攣、無顆粒球症、白血球減少、黄疸、麻痺性イレウス、遅発性ジスキネジア、肺塞栓症、深部静脈血栓症等が起こることが報告されています。
これら以外にも、クエル50mgを服用することで副作用を起こすおそれがあります。
クエル50mgを服用して、何か気になる症状があれば速やかに医師・薬剤師に相談するようにしてください。
☆使用禁忌はあるの?
<併用禁忌>(併用しないこと)
- アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く)
アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β受容体の刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される。
これら以外にも、クエル50mgを服用するのに注意が必要な方がいます。
持病のある方や、継続している医薬品・サプリメント・健康食品がある方で、クエル50mgの服用が可能か不安な方は、医師・薬剤師に相談するようにしてください。
☆使用にあたって注意事項は?
<高齢者への投与>
- 高齢者では少量(例えば1回25mg1日1回)から投与を開始し、1日増量幅を25~50mgにするなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。[高齢者では非高齢者に比べてクエチアピンの経口クリアランスが30~50%低く、AUCは約1.5倍であり、高い血漿中濃度が持続する傾向が認められている。また、海外臨床試験において非高齢者と比較し、起立性低血圧の発現頻度が増加する傾向が認められている。]
<妊婦、産婦、授乳婦等への投与>
- 妊婦等:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。動物実験(ラット及びウサギ)で胎児への移行が報告されている。また、妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合、新生児に哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状があらわれたとの報告がある。]
- 授乳婦:授乳中の婦人に投与する場合には、授乳を中止させること。[母乳中へ移行することが報告されている。]
<小児等への投与>
- 小児等に対する安全性は確立していない。(使用経験がない。)
☆保管方法は?
- クエル50mgは、高温・多湿を避けて涼しい場所で保管するようにしてください。
- 安全のため、子供の手の届かない場所で保管するようにしてください
☆添付文書は見られるの?
添付文書
https://amn.astellas.jp/jp/di/list/seq/pi_seq.pdf
☆レビューは?
☆購入先は安全なの?
会員数50万人突破
個人輸入代行「ベストケンコー」にて
商品画像から販売サイトに行けます。