「コンコール5mg(メインテート)」海外製お薬は安全なのか?
☆製品外観
コンコール5mgは、心臓を休ませ、血圧を下げるお薬です。日本でもメインテート錠という名前で承認されており、高血圧症のほか、狭心症や不整脈、慢性心不全の治療に使用されています。
内容量 | 30錠/箱 |
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剤形 | フィルムコーティング錠 |
有効成分 | 1錠中にビソプロロールフマル酸塩(Bisoprolol Fumarate)として5mg含有 |
☆どんな薬なの?
コンコール5mgは、心臓を休ませ、血圧を下げるお薬です。
高血圧症のほか、狭心症や不整脈、慢性心不全の治療に用いられます。
コンコール5mg は、Merck Consumer Healthcare Ltd.によって製造・販売されており、現在では世界100ヵ国以上で承認・販売されています。
日本でも田辺三菱製薬により、2011年にメインテート錠という名前で承認・販売されており、多くの医療機関で循環器系疾患の患者のために処方されています。
過剰な心臓の活動を抑制することで、血圧症のほか、狭心症や不整脈、慢性心不全の治療に使用することができます。
その優れた効果は世界中で認められており、1日1回服用することで24時間にわたって良好な効果が得られます。
☆効果・効能って?
- 本態性高血圧症(軽症~中等症)
- 狭心症
- 心室性期外収縮
- 次の状態で、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬、利尿薬、ジギタリス製剤等の基礎治療を受けている患者
虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全 - 頻脈性心房細動
☆有効成分は?
コンコール5mgの有効成分は、ビソプロロールフマル酸塩です。
1錠に5mgを含有しています。
ビソプロロールフマル酸塩は、交感神経β遮断薬といわれるお薬です。
服用することで交感神経の過剰な興奮を抑制し、心臓を休ませる作用があります。
これにより心臓の拍動がおさえられ、血圧が下がります。
高血圧症のほか、狭心症や不整脈(頻脈)の治療にも用いられます。
心臓の負担が軽くなり、予後の改善(長生き)につながる可能性があるといわれています。
効果の持続時間が長く、1日1回の服用で24時間良好な結果が得られると、多くの医療機関で愛用されています。
☆用法・用量は?
- 通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、5mgを1日1回服用します。
- 年齢、症状により適宜増減します。
虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全
- 通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、1日1回0.625mgの服用から開始します。
- 1日1回0.625 mgの用量で2週間以上服用し、副作用が認められない場合には、1日1回1.25mgに増量します。
- その後副作用が認められない場合には、4週間以上の間隔で副作用があらわれるか様子をみながら段階的に増量し、副作用がある場合は減量します。
- 用量の増減は1回服用量を0.625、1.25、2.5、3.75又は5 mgとして必ず段階的に行い、いずれの用量においても、1日1回服用とします。
- 通常、維持量として1日1回1.25~5mgを服用します。
- 年齢、症状により、開始用量は更に低用量に、増量幅は更に小さくしてもよいです。
- 本剤に対する反応性により、維持量は適宜増減しますが、最高服用量は1日1回5mgを超えないこと。
頻脈性心房細動
- 通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、1日1回2.5mgの服用から開始し、効果が不十分な場合には1日1回5mgに増量します。
- 年齢、症状により適宜増減しますが、最高服用量は1日1回5mgを超えないこと。
☆日本製と比べてみたら?
日本でも、コンコール5mg(日本での販売名メインテート錠5mg)を病院から処方してもらうことができます。
日本の病院から、1箱30錠分のメインテート錠5mgを処方してもらうのにかかるコストは、
初診料・検査料:3,500~4,500円
メインテート錠5mgの価格:1錠49.3円×30錠=約1,480円
合計約4,980~5,980円もかかります。
保険が適用されて3割負担になっても約1,450~1,750円かかります。
☆副作用はあるの?
コンコール5mgは、服用することでいくつかの副作用を起こすことが報告されています。
- 主な副作用は、徐脈、心胸比増大、倦怠感、ふらつき、めまい等です。
- 重大な副作用は、心不全、房室ブロック等が起こることが報告されています。
これら以外にも、コンコール5mgを服用して何か気になる症状があれば速やかに医師・薬剤師に相談するようにしてください。
☆使用禁忌はあるの?
<禁忌>(次の患者は服用しないこと)
- 高度の徐脈(著しい洞性徐脈)、房室ブロック(Ⅱ、Ⅲ度)、洞房ブロック、洞不全症候群のある患者〔症状を悪化させるおそれがある。〕
- 糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある患者〔アシドーシスに基づく心収縮力の抑制を増強させるおそれがある。〕
- 心原性ショックのある患者〔心機能が抑制され、症状を悪化させるおそれがある。〕
- 肺高血圧による右心不全のある患者〔心機能が抑制され、症状を悪化させるおそれがある。〕
- 強心薬又は血管拡張薬を静脈内投与する必要のある心不全患者〔心収縮力抑制作用により、心不全が悪化するおそれがある。〕
- 非代償性の心不全患者〔心収縮力抑制作用により、心不全が悪化するおそれがある。〕
- 重度の末梢循環障害のある患者(壊疽等)〔末梢血管の拡張を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。〕
- 未治療の褐色細胞腫の患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
<慎重投与内容とその理由>
- 気管支喘息、気管支痙れんのおそれのある患者〔気管支を収縮させ、症状を発現させるおそれがある。〕
- 特発性低血糖症、コントロール不十分な糖尿病、長期間絶食状態の患者〔低血糖の前駆症状である頻脈等の交感神経系反応をマスクしやすいので血糖値に注意すること。〕
- 甲状腺中毒症の患者〔頻脈等の中毒症状をマスクすることがある。〕
☆使用にあたって注意事項は?
<警告内容とその理由>
- 慢性心不全患者が使用する場合には、慢性心不全治療の経験が十分にある医師のもとで使用すること。
- 慢性心不全患者が使用する場合には、服用初期及び増量時に症状が悪化することに注意し、慎重に用量調節を行うこと
☆保管方法は?
- コンコール5mgは高温・多湿を避けて室温(1~30℃)で保管するようにしてください。
- 安全のため、子供の手の届かない場所で保管するようにしてください。
☆添付文書は見られるの?
添付文書
https://medical.mt-pharma.co.jp/di/file/dc/mnt.pdf
☆レビューは?
☆購入先は安全なの?
会員数50万人突破
個人輸入代行「ベストケンコー」にて
商品画像から販売サイトに行けます。