「アマリール(グリメピリド)1mg」海外製お薬は安全なのか?
☆製品外観
膵臓に働きかけインスリン分泌を促すことで血糖値を下げる薬です。世界中の2型糖尿病治療において、非常に多く使用される大人気の薬です。低血糖や体重増加が起こりにくく、使いやすい薬だと評判です。
内容量 | 30錠/箱 |
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剤形 | タブレット剤 |
有効成分 | 1錠あたりグリメピリド1mg |
☆どんな薬なの?
アマリールは血糖値を下げる作用を持つ2型糖尿病治療薬で、非常に有名でメジャーな薬です。
大手製薬会社アベンティス・ファーマ社から販売されており、信頼性が高いです。
薬学的には「SU剤(スルフォニルウレア剤)」に分類される薬です。
幅広い年齢層&状態の方に使用しやすい薬ですが、特にBMIが正常範囲内(肥満以下)で、食事療法・運動療法をしても血糖値が改善せず、空腹時血糖値が高い人などに適しています。
☆効果・効能って?
血糖は名前の通り血液中の糖分のことを言います。
血糖は膵臓から分泌されるインスリンというホルモンで調節されています。
通常体内では常に少量のインスリンが血液中に分泌されており、食後に血糖が上昇すると追加で大量のインスリンが分泌され血糖が下がるという仕組みになっています。
このインスリンが減少したり働きが悪くなると血糖値が上昇してしまい、「糖尿病」となります。
初期の糖尿病は無症状ですが、放置すると手足の痺れ(神経障害)や壊疽、眼疾患(網膜症)、腎臓病(糖尿病性腎症)などの様々な重い合併症を誘発する恐ろしい疾患です。
血糖値を正常値内に保ちコントロールすることは、将来起こり得る疾患や命の危険を予防することに繋がります。
糖尿病には1型糖尿病・2型糖尿病に分かれます。
1型糖尿病は膵臓からのインスリン分泌機能が無くなる疾患で、食生活などの生活習慣は一切関係なく原因は分かっていません。
1型糖尿病の治療は内服を使用せず、最初からインスリン注射になります。また、妊娠中に発症する糖尿病もインスリン注射で治療します。
2型糖尿病はインスリン分泌機能が衰えてもインスリン分泌自体は行われます。普段の生活習慣が大きな要因です。
2型糖尿病は、インスリンの分泌機能が弱まり少なくなって血糖を処理しきれない状態になるタイプと、インスリンの感受性が鈍くなって血糖を処理しきれない状態になるタイプがあります。
アマリールをはじめとするSU剤は、前者のインスリンの分泌機能が弱まり少なくなったタイプの2型糖尿病に対して特に効果を発揮します。
アマリールの主な作用は膵臓のβ細胞に働きかけてインスリン分泌を促進して増やす作用ですが、それ以外にも肝臓・筋肉・脂肪組織などでインスリンに対する感受性を高めてインスリンの働きを改善する作用(膵外作用)が明らかになっています。
そのため、アマリールは他の同系統の薬と比べるとインスリン分泌促進作用は比較的穏やかですが、同等もしくは同等以上の強力な血糖降下力を持っています。
SU剤は食事療法ができていない場合やSU剤によるインスリンの過剰分泌によって体重が増加しやすくなる傾向にありますが、アマリールは上記の理由によって体重増加や長期服用による血糖コントロール不良(二次無効)は起こりにくいと言われています。
☆有効成分は?
有効成分としてグリメピリド1mgを含有しています。
☆用法・用量は?
- アマリールを通常成人は1mgより開始し、1日1~2回朝もしくは朝晩の食前もしくは食後に服用してください。
- 維持量は1日1~4mgで、症状や年齢に合わせて適宜増減します。
- 1日の最大用量は6mgです。
- 副作用や血糖値に注意しながら慎重に段階的に増量し、必要最低限の用量で継続的に服用します。
- アマリールの作用時間はおよそ6~12時間で、半減期(薬の血中濃度がピークから半分になるまでの時間)はおよそ1.5時間です。半日〜1日近く効果を発揮します。
- 飲み忘れた場合は1回分飛ばしてください。副作用の発現リスクが高まるため、一度に2回分を服用しないでください。
最大限の効果を得るために
- 食事療法や運動療法も並行してください。
- 肥満気味の方は適度なダイエットをするとより効果が期待できます。
併用して相乗効果のある薬剤
- 食事療法&運動療法&本剤だけでは血糖値が十分に下がらなかった場合、他の血糖降下薬との併用をお勧めします。
☆日本のクリニックなどで手に入れる場合
国内の糖尿病治療においてもアマリールはかなりメジャーな薬で、処方される機会は非常に多いです。
アマリール1mgの薬価は1錠15.9円であるため、30錠処方してもらう場合の薬代は477円になります。
そして診察料・処方料などの受診費用が加わると総額ではおよそ5,000円前後になるかと思われますが、保険適用の3割負担で1,500円前後になります。
ただし、血液・尿などの検査を行った場合はここに1,000〜数千円追加されることを留意してください。
☆副作用はあるの?
最も注意すべき副作用は、薬の効き過ぎで必要以上に血糖値が下がる低血糖症状です。
震え、悪寒、動悸、冷や汗、動悸、強い空腹感、脱力感、目のちらつき、イライラ、倦怠感、意識障害、けいれんなどが主な症状です。
そういった症状が現れたら、すぐに砂糖・ジュースなどの糖分を摂取してください。
糖分を摂取して1時間以上経過しても症状が改善しない・意識消失などの重い症状の場合は命に関わるのですぐに医療機関を受診してください。
その他副作用として嘔吐、下痢、胃部不快感、めまいなどの症状が報告せれています。
滅多に起こりませんが、重大な副作用として血液障害、溶血性貧血、重い肝障害などが挙げられるので念のため注意してください。
☆使用禁忌はあるの?
上記いずれかに当てはまる方はアマリールを服用できません。
肝臓病、腎臓病、脳下垂体機能不全、副腎機能不全、栄養不良状態、衰弱状態、高齢者の方はアマリールの服用に慎重な注意が必要です。必ず医師に相談してください。
他の血糖降下薬との併用は低血糖症状が現れる恐れがあるので注意してください。
その他飲み合わせに注意が必要な薬がたくさんあります。何らかの薬を服用している方は飲み合わせに問題ないか必ず医師か薬剤師に相談してください。
飲酒は血糖値に影響をきたすため、できるだけ控えることを推奨します。特に甘いカクテルなどは糖分が大量に入っているので避けてください。
不規則な生活も血糖値に影響をきたすため、生活リズムを整えましょう。
☆使用にあたって注意事項は?
- 薬の効きすぎによる低血糖症状が起きたら、すぐに糖分(砂糖、ジュース、お菓子など何でもOK)を摂取してください。15分程度で症状は軽減します。
- もしも一向に症状が改善しない、意識消失など重度の場合はすぐに医療機関を受診してください。
- 食欲不振、胃腸症状などの体調不良の時に薬を減量・中止することがあります。そのような場合は医師の指示に従って薬の用量を調節してください。
- 適切な血糖コントロールのためには、食事療法と運動療法がとても重要です。
- まずは生活習慣を改善して、やるべきことをやっても血糖値が正常値まで下がらない場合に薬物療法を検討してください。
- 薬物療法を開始しても食事療法と運動療法は根気よく続けてください。
☆保管方法は?
- 直射日光を避け、高温・多湿ではない室温(1~25℃)で保管してください。
- 子供やペットの手の届かない場所に保管してください。
☆添付文書は見られるの?
添付文書
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/780069_3961008F1020_1_26
☆レビューは?
・詳しいレビューは商品画像からご覧いただけます。
☆購入先は安全なの?
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