「ゾルミストスプレー式点鼻薬(ゾルミトリプタン)」海外製お薬は安全なのか?
☆製品外観
このお薬は、強力な片頭痛治療薬です。日本では販売されていない点鼻液タイプのお薬で、頭痛が発現したときに鼻に噴霧すれば鼻粘膜から薬液が速やかに体内に吸収されるので、速攻でつらい痛みから解放されることができます。
内容量 | 7回分/本 |
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剤形 | 液剤(点鼻液) |
有効成分 | 1噴霧中にゾルミトリプタン(zolmitriptan)として5mg含有 |
☆どんな薬なの?
ゾルミストスプレー式点鼻薬5mgは片頭痛の痛みをとるお薬です。
頭痛が発現したときに、シュッと鼻に噴霧すれば鼻粘膜から有効成分が速やかに吸収され、即効で効果を発揮してくれます。
飲み薬よりも効果があらわれるのがはやいので、頭痛に悩む多くの片頭痛患者の方に愛用されています。
ゾルミストスプレー式点鼻薬5mgは、インドに拠点を持つCipla(シプラ)社によって製造・販売されています。
シプラ社は、インドのムンバイに本社を構える製薬会社で1935年に設立された歴史のある企業です。
シプラ社は日本ではあまり知られていませんが、インド国内ではジェネリック医薬品シェアの多くを占めています。
インドのジェネリックに関する制度は独特のため、高品質な医薬品のジェネリックを安価に製造することができています。
ゾルミストスプレー式点鼻薬5mgもそんな高品質なジェネリックの1つで、安価でありながら優れた治療効果があります。
☆効果・効能って?
☆有効成分は?
ゾルミストスプレー式点鼻薬5mgの有効成分はゾルミトリプタンです。
頭痛の発現の原因は諸説あり完全には解明されていませんが、片頭痛発作はセロトニン(5-HT)および三叉神経が関わっていると考えられています。
5-HTが何らかの誘因で過剰放出されて血管が収縮し、その跳ね返り現象として血管が拡張することで 痛みが生じると考えられています。
ゾルミトリプタンは血管内壁のセロトニン受容体に働き、拡張した血管を収縮させることにより片頭痛をやわらげるといわれています。
三叉神経にも作用し、炎症を引き起こす神経ペプチドを抑制することでも効果をあらわします。
ゾルミトリプタンは第2世代のトリプタン系薬といわれ、第1世代のトリプタン系薬よりもはるかに優れた効果を持つお薬として開発されました。
優れた片頭痛治療効果より、世界72ヵ国以上の国や地域で使用されています。
☆用法・用量は?
- 通常、成人にはゾルミトリプタンとして1回5mg(1噴霧)を片頭痛の頭痛発現時に鼻に噴霧します。
- 効果が不十分な場合には追加噴霧することができますが、前回の使用から2時間以上あけてください。
ただし、1日の総投与量は10 mg以内としてください。
最大限の効果を得るために
- 本剤は片頭痛の頭痛発現時に限り使用し、予防的に使用しないこと。
☆日本のクリニックなどで手に入れる場合
日本ではゾルミトリプタンの点鼻薬が承認されていないので、病院から処方してもらうことができません。
しかし、日本では錠剤のゾルミトリプタンであるゾーミック錠2.5mgが承認されています。
ゾルミストスプレー式点鼻薬5mgと同じ量をゾーミック錠2.5mgで処方してもらうには、ゾーミック錠2.5mgが14錠必要です。
日本の病院から、ゾーミック錠2.5mgを14錠処方してもらうのにかかるコストは、
初診料・検査料:3,500~4,500円
ゾーミック錠2.5mgの価格:1錠730.3円×14錠=約10,230円
合計約13,730~14,730円もかかります。
保険が適用されて3割負担になっても約4,120~4,420円かかります。
☆副作用はあるの?
有効成分ゾルミトリプタンは、使用することでいくつかの副作用が起こることが報告されています。
報告されている副作用の症状と発症頻度は以下の通りです。
<0.1~5%未満>
- 動悸、悪心、口内乾燥、嘔吐、腹痛、傾眠、めまい、知覚減退、知覚過敏、異常感覚、頭痛、無力感、熱感、重圧感、絞扼感、疼痛、圧迫感、倦怠感
<0.1%>
- 蕁麻疹、血管浮腫等の過敏症状、高血圧、下痢、頻尿、筋脱力
<頻度不明>
- 頻脈、消化管の虚血又は梗塞(腸管虚血、腸管梗塞、脾梗塞等)、嚥下困難、多尿、尿意切迫、筋肉痛、疲労
☆使用禁忌はあるの?
<禁忌>(次の患者は服用しないこと)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 心筋梗塞の既往歴のある患者、虚血性心疾患又はその症状・兆候のある患者、異型狭心症(冠動脈攣縮)のある患者(不整脈、狭心症、心筋梗塞を含む重篤な虚血性心疾患様症状があらわれることがあります。)
- 脳血管障害や一過性脳虚血性発作の既往のある患者(脳血管障害や一過性脳虚血性発作があらわれることがあります。)
- 末梢血管障害を有する患者(症状を悪化させる可能性が考えられています。)
- コントロールされていない高血圧症の患者(一過性の血圧上昇を引き起こすことがあります。)
- エルゴタミン、エルゴタミン誘導体含有製剤、あるいは他の5-HT1B/1D受容体作動薬を投与中の患者
- モノアミンオキシダーゼ阻害剤(MAO阻害剤)を投与中、あるいは投与中止2週間以内の患者
<慎重投与>(次の患者は慎重に服用すること)
- 虚血性心疾患の可能性のある患者(例えば、虚血性心疾患を疑わせる重篤な不整脈のあ る患者、閉経後の女性、40 歳以上の男性、冠動脈疾患の危険因子を有する患者)
- ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群(WPW症候群)又は他の心臓副伝導路と関連した不整脈のある患者
- 中等度又は重度肝機能障害患者(血中濃度が上昇するおそれがあります。特に重度肝機能障害患者では、1日の総投与量を5 mg以内とするなど慎重に使用すること。)
- 脳血管障害の可能性のある患者(脳血管障害があらわれるおそれがあります。)
- てんかんあるいは痙攣を起こしやすい器質的脳疾患のある患者(類薬でてんかん様発作が発現したとの報告があります。)
- コントロールされている高血圧症患者(類薬で一過性の血圧上昇や末梢血管抵抗の上昇が少数の患者でみられたとの報告があります。)
☆使用にあたって注意事項は?
<重要な基本的注意>
- 本剤使用後、胸痛、胸部圧迫感等の一過性の症状(強度で咽喉頭部に及ぶ場合も)があらわれることがあります。
このような症状が虚血性心疾患によると思われる場合には、以後の使用を中止し、虚血性心疾患の有無を調べるための適切な検査を受けるようにしてください。 - 心血管系の疾患が認められない患者においても、重篤な心疾患が極めてまれに発生することがあります。
このような場合は以後の使用を中止し、適切な処置を行うようにしてください。 - 片頭痛あるいは本剤使用により眠気を催すことがあるので、本剤使用中の患者は自動車 の運転等危険を伴う機械操作に従事しないよう十分注意してください。
☆保管方法は?
☆添付文書は見られるの?
添付文書
https://med.sawai.co.jp/file/pr1_4640.pdf
☆レビューは?
・詳しいレビューは商品画像からご覧いただけます。
ひどい片頭痛でスマトリプタンが欠かせませんが、頭痛がやってきそう・・・というくらいのときにこのゾルミストスプレーをすると、そこで頭痛の襲来を
防げます。スポーツをしているときに痛みが出てくることもありますが、水も入らず鼻にスプレーするだけなのでプレイも続行できます。とても助かっています。
☆購入先は安全なの?
会員数50万人突破
個人輸入代行「ベストケンコー」にて
商品画像から販売サイトに行けます。