「フロリコット100mcg100錠」海外製お薬は安全なのか?
☆製品外観
犬・猫のアジソン病、および副腎皮質機能低下症に対する治療薬です。体内で不足しているミネラルを調節する働きのある副腎皮質ホルモンを補うことで、元の元気さを取り戻し維持することができます。
内容量 | 100錠/箱 |
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剤形 | チュアブル錠 |
有効成分 | 酢酸フルドロコルチゾン100mcg(1錠中) |
使用期限 | 2019-12-31 |
☆どんな薬なの?
フロリコットは犬・猫のアジソン病、および副腎皮質機能低下症に対する治療薬です。体内で不足しているミネラルを調節する働きのある副腎皮質ホルモンを補うことで、元の元気さを取り戻し維持することができます。
☆効果・効能って?
フロリコットはアジソン病、副腎皮質機能低下症の治療薬であるフロリネフのジェネリック医薬品です。有効成分はフルドロコルチゾン酢酸エステルで、ナトリウムやカリウムなどの代謝に作用して生体の恒常性を維持する副腎皮質ホルモン(鉱質コルチコイド)と類似した働きをし、ペットの元気を取り戻し、症状を良好な状態に保ちます。
アジソン病とは副腎腫瘍や出血、他の疾患に用いた副腎皮質ステロイド剤の中止など、何らかの原因によって副腎皮質の機能が低下してしまい、そこから分泌されている副腎皮質ホルモンの量が減少した状態で、急性と慢性のものに分かれます。急性のものは、ペットが何らかのストレスをきっかけに急に元気がなくなり、ふらついたり倒れる又はショック状態に陥り、迅速に治療をしなければ、命に関わることがあります。一方、慢性では、食欲低下や体重減少、元気がなくなる、下痢・嘔吐、多飲多尿といった症状が見られますが、症状の出方も非定型的なため発症が見逃されてしまうことも少なくありません。
しかし長期的なホルモンの欠乏は、心循環器系に障害を引き起こす高カリウム血症や低ナトリウム血症などの原因となり、アジソンクリーゼといった重度のショック状態を引き起こす可能性もあることから、早期発見・治療が重要です。アジソン病がよく見られる犬種としては、ビーグルやスタンダード・プードル、コリー、グレート・デーン、ロットワイラー、ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアなどがあり、平均4歳前後の発症例が多く、特にメスによく見られます。
アジソン病の治療は、欠乏しているホルモンを補充することによる症状の改善、維持が目的となります。副腎皮質ホルモンには糖質コルチコイドと鉱質コルチコイドの2種類がありますが、治療では体内の電解質バランスの均衡を保つことによる血液循環の改善が優先されることから、一般的に心循環器系の機能維持に関与する鉱質ホルモン作用を持つフロリコットやフロリネフといったホルモン剤の内服治療(急性の場合は注射・点滴治療)が行なわれます。基本的に生涯にわたる投与が必要です。
ただ、そこで負担となってくるのは高額な薬代であり、動物病院で先発品のフロリネフを処方してもらっている場合、治療費が年間で50万円以上かかるケースもあるようです。そのため効果・効能の変わらないフロリコットに切り替えることはおすすめです。
☆有効成分は?
☆用法・用量は?
アジソン病の維持療法として、犬には通常、1日1回、1日1回、体重1kgにつき10-30mcg(体重10kgであれば、0.1㎎=1錠)を投与します。猫には通常、体重や症状に応じて0.1mg(1錠)を投与します。分割して投与する場合は薬の間隔を最低でも6時間以上あけて下さい。飲ませ方としてはそのまま飲ませる、または好きな食べ物(パンやチーズなど)に埋め込んで食べさせる方法などがあり、ペットが飲みやすい方法を工夫してみましょう。
使用量についてはあくまで目安であり、実際の使用量に関してはかかりつけの獣医師に確認し、適切な投与量が決定されるまでは毎週血清電解質の測定を行ないながら、獣医師の指示に基づいた量を使用することをお勧めします。
フロリコットにはナトリウムを蓄え、カリウムを排出する性質があるため、普段の食事やおやつにカリウムの豊富な野菜や果実をうまく取り入れるようにするとよいでしょう。
☆日本のクリニックなどで手に入れる場合
☆副作用はあるの?
フロリコットの副作用として比較的よく現れるものは消化不良による軟便・下痢などです。その他にも抑うつ、下痢、吐き気、食欲増進、喉の渇き、皮膚の炎症、低カリウム血症、多尿、骨粗しょう症等があります。フロリコットを服用してから何らかの異常が見られた場合はすぐに使用を中止し、獣医師の診察を受けることをお勧めします。
☆使用禁忌はあるの?
☆使用にあたって注意事項は?
投与を忘れた際は、思い出したときすぐに投与してください。ただしこの時に2回分を1度にまとめて投与する事は絶対にしないで下さい。一部の持病(高血圧症や一部の感染症など)によっては、フロリコットが禁忌となる場合があったり、一部の薬(抗けいれん薬や糖尿病治療薬、利尿剤など)とフロリコットを併用することで薬の効果が弱くなったり、副作用が起きるリスクが高まることがありますので、服用開始の際は必ず獣医師にご相談下さい。
またフロリコットは副腎皮質ステロイド剤のため、急に投与を中止するとかえって症状を悪化させる事(リバウンド)がありますので、減量・中止の場合は段階的に量を減らしていくことが大切です。その他、高齢、妊娠中あるいは授乳中の猫に投与する場合には獣医師と相談し、投与の適否を慎重に決定してください。
☆保管方法は?
☆添付文書は見られるの?
☆レビューは?
・詳しいレビューは商品画像からご覧いただけます。
☆購入先は安全なの?
会員数50万人突破
個人輸入代行「ベストケンコー」にて
商品画像から販売サイトに行けます。