「スミナット(スマトリプタン)」海外製お薬は安全なのか?
☆製品外観
スミナット50mgは、つらい頭痛が起きた時にサッと服用すれば即効で痛みをやわらげてくれる優れた頭痛薬です。錠剤タイプのお薬なので持ち運びが楽で、頭痛が起きた時にすぐに服用できるので大人気のお薬です。
内容量 | 5錠/箱 |
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剤形 | フィルムコーティング錠 |
有効成分 | 1錠中にスマトリプタン(Sumatriptan)として50mg含有 |
☆どんな薬なの?
スミナット50mgは、片頭痛の治療薬イミグラン錠のジェネリック医薬品です。
片頭痛の発作が起きた時に使用します。
頭痛があらわれた時に速やかに服用すると、より効果的です。
片頭痛の治療は以前までは、頭痛の発作が起こるたびにわざわざ病院を受診して注射タイプの頭痛薬を接種するしかありませんでした。
しかし、スミナット50mgは錠剤タイプのお薬なので携帯性に優れ、サッと服用すれば速やかに効果をあらわし痛みをやわらげてくれます。
スミナット50mgは、Sun Pharmaceutical Industries Ltd(サン・ファーマ)によって製造・販売されています。
サン・ファーマ社は、インドのムンバイに本社を置く製薬会社です。
1983年に設立され、世界各国で製薬会社の買収を重ねる成長拡大路線により、現在では国際的製薬会社として知られ、ジェネリック医薬品だけでなく、心疾患治療薬、糖尿病治療薬、胃薬、呼吸器系疾患治療薬などを製造しています。
日本だけでなく、アメリカやヨーロッパおよびアジアなど世界40カ国に輸出するまでに成長しています。
2014年には世界第5位のジェネリックメーカーとなっており、数多くの高品質なジェネリック医薬品を製造しています。
スミナット50mgもそんなサン・ファーマ社によって製造された高品質なジェネリック医薬品となっています。
☆効果・効能って?
- 本剤は国際頭痛学会による片頭痛診断基準により「前兆のない片頭痛」あるいは「前兆のある片頭痛」と確定診断が行われた場合にのみ服用してください。
- 家族性片麻痺性片頭痛、孤発性片麻痺性片頭痛、脳底型片頭痛あるいは眼筋麻痺性片頭痛の方は服用しないでください。
☆有効成分は?
スミナット50mgの有効成分はスマトリプタンです。
スマトリプタンは、英国グラクソ・スミスクライン社で開発されたセロトニン(5-hydroxytryptamine:5-HT)受容体のサブタイプである5-HT1B/1D受容体に対して選択的な刺激作用を有する片頭痛治療薬です。
片頭痛発作の発現メカニズムとして提唱されてきた血管説では、「片頭痛は何らかの誘因によって過剰に放出された5-HTが、まず頭蓋血管を収縮し、その後、5-HTが代謝されて頭蓋血管が拡張して、血管壁に浮腫及び炎症が生じる結果起こる」と説明されています。
また、近年に提唱された三叉神経血管説では、「何らかの誘因により、三叉神経軸索から CGRP(calcitonin gene-related peptide)やサブスタンスP等のニューロペプチドが遊離され、これらニューロペプチドが三叉神経周囲の血管の透過性亢進や肥満細胞の脱顆粒を誘発し、神経原性の炎症が引き起こされる」と考えられています。
スマトリプタンは、化学構造的にトリプタン系といわれる種類のお薬です。
日本で初めて承認されたトリプタン系のお薬なので、トリプタン系の中では効果が強く即効性があるのが特徴です。
有効成分スマトリプタンは、脳動脈に多く存在する5-HT1B/1D受容体に作用し、脳血管系に対して選択的な収縮作用をあらわしますが、末梢血管系に対しては、ほとんど作用を示さないため、血圧、心拍数に影響を及ぼさずに安全に脳動脈を収縮させて頭痛の症状を改善します。
また、スマトリプタンは三叉神経終末からのCGRPの放出を抑制することから血管周囲の炎症を軽減しているとも考えられています。
このように、スマトリプタンは、脳血管収縮作用及び三叉神経終末からのニューロペプチド放出抑制作用を有し、片頭痛の新しい治療薬として高い治療効果が期待されています。
その高い治療効果から、スマトリプタンは1990年初めに承認されてから現在に至るまで世界100ヵ国以上の国や地域で使用されています。
☆用法・用量は?
- 通常、成人にはスマトリプタンとして1回50mgを片頭痛の頭痛発現時に服用します。
- 効果が不十分な場合には、追加服用をすることができますが、前回の服用から2時間以上間隔をあけるようにしてください。
- 50mgの服用で効果が不十分であった場合には、次回片頭痛発現時から100mgを服用することができます。
- 1日の総服用量は200mg以内としてください。
最大限の効果を得るために
他のスマトリプタン製剤を組み合わせて使用する場合には、少なくとも以下の間隔をあけて投与するようにしてください。
- 錠剤投与後に注射液あるいは点鼻液を追加投与する場合には2時間以上
- 注射液投与後に錠剤を追加投与する場合には1時間以上
- 点鼻液投与後に錠剤を追加投与する場合には2時間以上
☆日本のクリニックなどで手に入れる場合
日本では先発品のイミグラン錠50mgを病院から処方してもらうことができます。
日本の病院から、1箱5錠分と同じ量をイミグラン錠50mgで処方してもらうのにかかるコストは、
初診料・検査料:3,500~4,500円
イミグラン錠50mgの価格:1錠698.4円×5錠=約3,500円
合計約7,000~8,000円もかかります。
保険が適用されて3割負担になっても約2,100~2,400円かかります。
☆副作用はあるの?
報告されている副作用の症状と発症頻度は以下の通りです。
<1%以上>
動悸、悪心、眠気、めまい、感覚障害(錯感覚、しびれなどの感覚鈍麻等)、痛み、倦怠感
<1%未満>
蕁麻疹、発疹等の皮膚症状、呼吸困難、一過性の血圧上昇、頻脈、レイノー現象、嘔吐、一過性の視力低下、暗点、ちらつき、振戦、肝機能障害、圧迫感、ひっ迫感、脱力感、熱感、重感、潮紅、冷感
<頻度不明>
徐脈、低血圧、虚血性大腸炎、複視、眼振、視野狭窄、ジストニア
☆使用禁忌はあるの?
<禁忌>
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 心筋梗塞の既往歴のある患者、虚血性心疾患又はその症状・兆候のある患者、異型狭心症(冠動脈攣縮)のある患者
- 脳血管障害や一過性脳虚血性発作の既往のある患者
- 末梢血管障害を有する患者
- コントロールされていない高血圧症の患者
- 重篤な肝機能障害を有する患者
- エルゴタミン、エルゴタミン誘導体含有製剤、あるいは他の5-HT1B/1D受容体作動薬を投与中の患者
- モノアミンオキシダーゼ阻害剤(MAO阻害剤)を投与中、あるいは投与中止2週間以内の患者
<併用注意>
☆使用にあたって注意事項は?
- 片頭痛あるいは本剤服用により眠気を催すことがあるので、本剤服用中の患者は自動車の運転等危険を伴う機械操作に従事しないよう十分注意してください。
☆保管方法は?
- 高温・多湿を避けて室温(1~30℃)で保管するようにしてください。
- 安全のため、子供の手の届かない場所に保管してください。
☆添付文書は見られるの?
添付文書
https://gskpro.com/content/dam/global/hcpportal/ja_JP/products-info/imigran/imigran_tab.pdf
☆レビューは?
・詳しいレビューは商品画像からご覧いただけます。
☆購入先は安全なの?
会員数50万人突破
個人輸入代行「ベストケンコー」にて
商品画像から販売サイトに行けます。