「クロトリマゾールジェル」海外製お薬は安全なのか?
☆製品外観
クロトリマゾールジェルは、水虫やカンジダ症などの真菌(カビ)感染症の治療薬です。1日2~3回塗ることで、速やかに真菌を殺し、皮膚をきれいに治療することができます。日本では販売されていないジェルタイプのお薬で、刺激感が少ないという特徴があるので多くの方に愛用されています。
内容量 | 15g/本 |
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剤形 | ジェル剤 |
有効成分 | 1g中にクロトリマゾール(Clotrimazole)として10mg(1%)含有 |
ブランド | Glenmark Pharmaceuticals (グレンマーク・ファーマ ) |
☆どんな薬なの?
クロトリマゾールジェルは、真菌を殺真菌することができるジェルタイプの塗り薬です。
白癬(水虫)やカンジダ症の治療のために使用することができます。
日本で販売されていないジェルタイプのクロトリマゾール製剤で、ジェルの特徴として皮膚刺激をほとんど起こすことなく皮膚症状を治療します。
主に足白癬(水虫)のほか、体部白癬(ぜにたむし)、股部白癬(いんきんたむし)、カンジダ症、癜風の治療に使用することができます。
水虫、ぜにたむし、いんきんたむしとは、原因となる白癬菌が体のどの部位に感染したかで呼び名が変わるだけで同じ疾患です。
足なら水虫、股以外の体部ならぜにたむし、股間周囲にならいんきんたむしとなります。
主な症状は強い痒みや皮膚のブツブツです。
カンジダ症も、いんきんたむしと同様に真菌のカンジダ菌が陰部に感染してかゆみやブツブツが出る疾患です。
性行為感染症として性行為をしても感染して発症しますが、実は成人の多くの方がすでにカンジダ菌に感染しています。
ほとんどの場合は無症状なのですが、仕事による疲れやストレス、風邪などになることで免疫力が低下することで症状があらわれることもあります。
クロトリマゾールジェルは、1日2~3回塗ることでこのような皮膚の真菌感染症状を改善し、皮膚をきれいに治すことができます。
☆効果・効能って?
下記の皮膚真菌症の治療
☆有効成分は?
クロトリマゾールジェルの有効成分は、クロトリマゾールです。
有効成分クロトリマゾール自体は白色の結晶性の粉末で、におい及び味はありません。
クロトリマゾールジェルは1g中にクロトリマゾールとして10mg(1%)を含有しています。
クロトリマゾールはドイツ・バイエル社によって合成されました。
ドイツ・バイエル社、合成した900種以上の誘導体の抗真菌作用をスクリーニングし、その中から最も広範囲かつ強力な抗真菌作用を有する成分としてクロトリマゾールを見出しました。
世界で最初のイミダゾール系抗真菌剤として承認されており、日本では1975年に製造販売承認を得て、1976年1月に販売されています。
日本だけでなく、クロトリマゾールはイギリス、ドイツを含む世界60ヵ国以上の国や地域で承認・販売され、世界中で真菌による症状に悩む患者のために使用されています。
世界的にクロトリマゾールの必要性は認知されていて、世界保健機関(WHO)の必須医薬品モデル・リストにも収載されています。
皮膚角質層に対する浸透性が良好なため、皮膚症状の気になる部位に塗ることで速やかに皮膚に浸透するので、強力な治療効果を得ることができます。
それでいながら皮膚に対する刺激性が少ないので、ほとんど副作用を起こすことなく安心・安全に使用することができます。
クロトリマゾールの抗真菌作用のメカニズムは、真菌の細胞膜に作用することで効果を発揮します。
ヒトの細胞と真菌細胞の大きな違いは、細胞膜の主成分です。
ヒトの細胞膜はコレステロールによって構成されています。
それに対し、真菌細胞の細胞膜はエルゴステロールといわれる物質で構成されています。
クロトリマゾールは、その真菌に特異的に存在するエルゴステロールの細胞膜に作用することでヒトの細胞には影響を与えずに安全に治療効果を得ることができます。
クロトリマゾールが真菌のエルゴステロールの合成を阻害し、真菌の発育を抑制または阻止することにより殺菌的に抗真菌作用を発揮します。
☆用法・用量は?
- 1日2~3回患部に塗布します。
最大限の効果を得るために
- 完治するためには医師により指示された期間、治療を続けることが大切です。足の裏など角質層が厚い部分では半年から1年以上継続しないと完治しないこともあります。
- 決められた使用回数を必ず守ってください。使いすぎると皮膚がかぶれたり、荒れたりすることがあります。
- 皮膚の角質層に十分に浸透させるようによく擦り込むように使用してください。
- きれいに治すためのポイントは、広めに根気よく続けて塗ることです。症状がよくなったように見えても皮膚の角質に真菌が潜んでいる場合があるので、真菌を完全に死滅させるためにしっかりと継続して使用してください。
☆日本のクリニックなどで手に入れる場合
日本では、クロトリマゾールジェルと同じ有効成分を含有するお薬を病院から処方してもらうことができます。
日本ではエンペシド外用液1%を病院から処方してもらうことができます。
日本の病院から、クロトリマゾールジェルと同じ量の1本15gのエンペシド外用液1%を処方してもらうのにかかるコストは、
初診料・検査料:3,500~4,500円
エンペシド外用液1%の価格:1g19.5円×15g=約300円
合計約3,800~4,800円もかかります。
保険が適用されて3割負担になっても約1,140~1,440円かかります。
☆副作用はあるの?
日本で承認されているクロトリマゾール製剤であるエンペシド外用液1%では、使用することでいくつかの副作用を起こすことが報告されています。
- 主な副作用と発症頻度は、刺激感(0.64%)、皮膚炎(0.22%)、発赤・紅斑(0.37%)、びらん(0.04%)、症状の増悪(0.07%)、熱感(0.19%)、瘙痒感(0.15%)が起こることが報告されています。
同じ成分を含有するクロトリマゾールジェルも同様の副作用を起こすおそれがあります。
そのため、クロトリマゾールジェルを使用して、何か気になる症状があれば速やかに医師・薬剤師に相談するようにしてください。
☆使用禁忌はあるの?
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
これら以外にも、使用するのに注意が必要な方がいます。
持病のある方や、継続している医薬品・サプリメント・健康食品がある方で、使用が可能かどうか不安な方は、医師・薬剤師に相談するようにしてください。
☆使用にあたって注意事項は?
<適応上の注意>
- 眼科用として角膜、結膜には使用しないようにしてください。
- 著しいびらん面には使用しないようにしてください。
☆保管方法は?
- 高温・多湿を避けて涼しい場所で保管するようにしてください。
☆添付文書は見られるの?
☆レビューは?
・詳しいレビューは商品画像からご覧いただけます。
☆購入先は安全なの?
会員数50万人突破
個人輸入代行「ベストケンコー」にて
商品画像から販売サイトに行けます。