「レスピドン(リスペリドン)4mg」海外製お薬は安全なのか?
☆製品外観
レスピドン4mgは、気持ちの高ぶりや不安な気持ちを落ち着かせることで心のバランスを調節するお薬です。日本で販売されている先発品よりも高用量の有効成分を含有し、強力な効果が期待できます。
内容量 | 50錠/箱 |
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剤形 | タブレット剤 |
有効成分 | 1錠中にリスペリドン(Risperidone)として4mg含有 |
☆どんな薬なの?
レスピドン4mgは、気持ちの高ぶりや不安な気持ちを落ち着かせることで心のバランスを調節するお薬です。
日本でも販売されているリスパダール錠のジェネリック医薬品として製造・販売されています。
レスピドン4mgは、日本ではあまりなじみがありませんが世界的には有名なインドの製薬企業であるTorrent Pharmaceuticals Ltd(トレント・ファーマシューティカルズ)によって製造・販売されています。
心血管系や中枢神経系のお薬では、トレント・ファーマ社は世界を牽引するリーダー的存在として位置づけられています。
レスピドン4mgもそんなトレント・ファーマ社が得意とする中枢神経系のお薬であり、非常に強力な効果を得ることができます。
日本で販売されている先発品よりも高用量の有効成分を含有し、服用することで心のプラス症状にもマイナス症状にも治療効果をあらわします。
統合失調症の幻覚および妄想等の陽性症状、感情的引きこもり、情動的鈍麻等の陰性症状のどちらも治療することができるため、多くの統合失調症患者に使用されています。
☆効果・効能って?
☆有効成分は?
レスピドン4mgの有効成分はリスペリドンです。
1錠中に日本で販売されているものよりも高用量のリスペリドンとして4mg含有しています。
リスペリドンの統合失調症治療におけるメカニズムは、ドパミンとセロトニンといわれる2つの神経伝達物質の働きを抑制することです。
過剰なドパミンの働きを抑えることで統合失調症の陽性症状、セロトニンの働きを抑えることで陰性症状をそれぞれ治療します。
気持ちの高ぶりや不安感をしずめるほか、停滞した心身の活動を改善することができます。
そのような作用から、統合失調症にかぎらず、強い不安感、緊張感、興奮、混乱、パニック、抑うつ、そう状態などいろいろな精神症状に応用されることがあります。
☆用法・用量は?
- 通常、成人にはリスペリドンとして1回1mg1日2回より開始し、徐々に増量する。
- 維持量は通常1日2~6mgを原則として1日2回に分けて経口投与する。
- 年齢、症状により適宜増減する。但し、1日量は12mgを超えないこと
☆日本製と比べてみたら?
日本の病院からは、先発品であるリスパダール錠2mgを処方してもらうことができます。
1箱50錠分のレスピドン4mgと同じ量を処方してもらうには、リスパダール錠2mgが100錠必要です。
日本の病院から、1箱100錠分のリスパダール錠2mgを処方してもらうのにかかるコストは、
初診料・検査料:3,500~4,500円
リスパダール錠2mgの価格:1錠46.7円×100錠=4,670円
合計約8,170~9,170円もかかります。
保険が適用されて3割負担になっても約2,460~2,760円もかかります。
☆副作用はあるの?
有効成分リスペリドンは、服用することでいくつかの副作用を起こすことが報告されています。
- 主な副作用として、アカシジア、不眠症、振戦、便秘、易刺激性、傾眠、流涎過多、不安、倦怠感、筋固縮等が起こることが報告されています。
- 重大な副作用として、悪性症候群(Syndrome malin)、遅発性ジスキネジア、麻痺性イレウス、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)等が起こることが報告されています。
☆使用禁忌はあるの?
<併用禁忌>(併用しないこと)
- アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く)
アドレナリンはアドレナリン作動性α、β受容体の刺激剤であり、本剤のα受容体遮断作用によりβ受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される。
<慎重投与内容とその理由>
- パーキンソン病又はレビー小体型認知症のある患者[悪性症候群(Syndrome malin)が起こりやすくなる。また、錐体外路症状の悪化に加えて、錯乱、意識レベルの低下、転倒を伴う体位不安定等の症状が発現するおそれがある。]
- てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させるおそれがある。]
- 自殺企図の既往及び自殺念慮を有する患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]
- 腎障害のある患者[本剤の半減期の延長及びAUCが増大することがある。]
- 糖尿病又はその既往歴のある患者、あるいは糖尿病の家族歴、高血糖、肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者[血糖値が上昇することがある。]
- 高齢者
- 小児
- 薬物過敏症の患者
- 脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある患者[悪性症候群が起こりやすい。]
<併用注意とその理由>
- 中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体等)
相互に作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 - ドパミン作動薬
相互に作用を減弱することがある。 - 降圧薬
降圧作用が増強することがある。 - アルコール
相互に作用を増強することがある。 - CYP2D6を阻害する薬剤(パロキセチン等)
本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇することがある。 - CYP3A4を誘導する薬剤(カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン、フェノバルビタール)
本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下することがある。 - CYP3A4を阻害する薬剤(イトラコナゾール等)
本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇することがある。
☆使用にあたって注意事項は?
<重要な基本的注意とその理由及び処置方法>
- 統合失調症の患者においては、興奮、誇大性、敵意等の陽性症状を悪化させる可能性があるので観察を十分に行い、悪化がみられた場合には他の治療法に切り替えるなど適切な処置を行うこと。
- 本剤の投与により、高血糖や糖尿病の悪化があらわれ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがあるので、本剤投与中は、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状の発現に注意するとともに、特に糖尿病又はその既往歴あるいはその危険因子を有する患者については、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。
- 低血糖があらわれることがあるので、本剤投与中は、脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等の低血糖症状に注意するとともに、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。
- 本剤の投与に際し、あらかじめ上記④及び⑤の副作用が発現する場合があることを、患者及びその家族に十分に説明し、高血糖症状(口渇、多飲、多尿、頻尿等)、低血糖症状(脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等)に注意し、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中断し、医師の診察を受けるよう指導すること。
- 抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態等の危険因子を有する患者に投与する場合には注意すること。
- 小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性に対して本剤を投与する場合は、定期的に安全性及び有効性を評価し、漫然と長期にわたり投与しないこと。
☆保管方法は?
- 高温・多湿を避けて涼しい場所で保管するようにしてください。
- 安全のため、子供の手の届かない場所で保管するようにしてください。
☆添付文書は見られるの?
患者様用医薬品ガイド
http://www.janssenpro.jp/cs/Satellite?pagename=jpro/BlobDspBody&c=simage&cid=1402065913259
☆レビューは?
☆購入先は安全なの?
会員数50万人突破
個人輸入代行「ベストケンコー」にて
商品画像から販売サイトに行けます。